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『Forte System』

VRChatアバターで、音とエフェクトを自在に操り易くするシステム『Forte System』を制作しました。

概要

『Forte System』は、VRChatで音とエフェクトを自在に操ることを容易にするシステムです。

実際に見ていただいたほうが早いので、ぜひご覧ください。

以上の動画のように、空間に配置可能な音とパーティクルのセットをアバターに仕込むことができるギミックです。

制作に関して

当時新設されたIVRCメタバース部門への応募を目的として制作された本作品は、ワールドというメタバース空間ではなくアバターギミックに焦点が当てられた作品です。VRChatでは日々様々なワールドがアップロードされており、公開されて数日は人気を保っても、数日経つと新しいワールドの勢いに流されやすいです。

そこで『Forte System』では、そんなワールドを渡り歩く主体であるアバターのメタバース性に注目し、VRChatのアバターの高い自由度を活かしました。VRゴーグルは聴覚と視覚に訴えかけるデバイスですから、音とパーティクルはVRでの表現と相性がよいです。

ですが、音もパーティクルも自由に作って設定できるとはいえ、高い自由度の裏には設定の難しさがある。ということで『Forte System』は独自のUI(Unity Editor拡張)を用いることで、アバターへの音とパーティクルの導入を容易にしました

VRChatのアバターギミックは主に、UnityのAnimator/Animationを用いて制作されます。容易な設定を可能にするためにUnityのEditor拡張を用いて設定画面を制作し、複数の音やパーティクルを出したり置いたりするのに複雑Animatorの設定を自動化してくれるスクリプトをC#で組みました。

(左)複雑なAnimator / (右)このUIで設定すれば左のAnimatorを自動で生成する

制作期間

制作期間としては、2023年6月下旬に初期の企画書ができ、9月上旬に概ね完成した後、9月中旬にIVRCメタバース部門のSEED Stage(一次審査)に動画を提出しました。

体験するには

BOOTHにて『Forte System』を公開、無料で配布しています。
https://rakugan-vr.booth.pm/items/5155511

また、より体験しやすい形態として、『Forte System』を導入したサンプルアバターを使用可能なVRChatワールドがあります。
https://vrchat.com/home/world/wrld_bffbca96-da94-4bef-89b9-6490f4ccfa6f/info

展示・表彰

展示・発表を以下で行いました。

審査・表彰面では、以下の評価をいただきました。

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